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直木賞作家で人気作家の東野圭吾さんの原作。
主演は山田孝之、キャスト玉山鉄二、沢尻えりかなど
実はこの原作は読んでいませんでした。というよりもたまたま流れていてそのまま引き込まれるように最後まで見ていました。
自分は、昔から邦画=つまらない、という先入観があって映画館で見たのはファンだった小泉今日子が出演した『木枯らしに抱かれて』を見たぐらいしか記憶にありません^^;
最近は『クローズ』や『その時は彼によろしく』などは観ましたが・・・
話が逸れましたが、素晴らしい映画で色々と考えさせられました。
ここからは、話のあらすじが出てきますので今から観てみたいと思われる方は、ここからはスルーしてください^^;
構わないという方はどうぞ♪
物語は、題名通り様々なシーンで『手紙』がキーワードとなり展開していきます。
強盗殺人の罪で服役中の兄と『殺人犯の弟』というレッテルを背負わされ生きていく弟を中心にストーリーは展開していきます。
獄中の兄との手紙のやり取りを続けながら不本意ながらも生活し、夢であるお笑い芸人を目指す弟。
そして、周囲から兄を侮辱されれば怒りを露に感情をぶつける弟。
しかしながら、掴んだはずの夢だったお笑い芸人。愛する人が掌からすり抜けていく度に段々と兄の存在。手紙のやり取りが遠のいて行く。
いつしか兄の存在を消したいと思うように感情は変化していく、但しそんな中変わらず主人公の弟を愛し支えてきた恋人(沢尻えりか・・・可愛いヾ(´∀`*)ノアハ)は、逃げたら行けない、道の真ん中を歩いて生きたい(行かなくてはいけない)と訴える。
そして二人は結婚し、愛する娘を授かる。
幸せな日々もそうは続かない。。。
ある日、娘から『殺人犯って何?殺人犯の娘ってなに?』と聞かれ、愛する娘までもが『殺人犯の娘』(実際は違うのだが)というレッテルを貼られ自分と同じ道を歩き始めていることを知る。
そして、弟はある決断をする。
何年か振りに兄への手紙を書く。
最後の『手紙』を。。。
そこには、今まで自分が受けてきた差別や迫害。そして今愛する娘までもがその道を長く険しいその道を歩いて行かなければならない現実を伝える。
そして、愛する家族を守るために兄貴を捨てる。。。と、書き綴る。
その後、弟はある行動に出る。
現実と向き合うように、兄が殺した老人の家族の元へ謝罪に訪れる。
家へ上がらせては貰うが、焼香も許されずそんな中応対してくれた息子さんから話を聞かされる。
兄のこと。兄から服役してから6年間毎月欠かさず来ていた『手紙』のこと。
そして、その『手紙』を見る度に忌々しい過去と感情が湧き上がるのを抑え切れなかったこと。
兄からの最後の『手紙』のこと。
その最後の手紙を読むように渡され読み始める弟。
そこには、
『今まで自分が書いてきた手紙は、自分自身を救う為に書いてきたんだということ。先日弟から最後の手紙が来て弟が受けてきた辛い差別の中で生きてきた真実。今弟が愛する娘までもが同じ長く暗い道を歩き始めようとしている現実を知らされ、弟から捨てると告げられたこと。そこで初めて自分は気が付いたんだと。自分は許されてはいけない、存在してはいけないんだと。今まで手紙を書いてきたことの罪、自分が犯した本当の意味での罪に気が付いた』
と、書き綴られている。
読み終わった弟に被害者の息子さんが口を開く。。。
『もう終わりにしよう。何もかも終わりにしよう』
重い言葉ですね。自分の愛する母を失い、目の前にその母を殺した犯人の弟を目の前にして発した言葉に深いものを感じます。
もちろん心境など計り知ることも出来ませんが、この言葉をかけたときの息子さんの心境を考えただけでも胸が苦しくなりました。
自分の中で、一番心に刺さったシーンです。
『許す』って大変難しいことだと思います。でもこのシーンを見て人は許せるんだ、と思いました。もちろん犯人が、懺悔を本当の過ちに気づき謝罪したからかも知れませんが、『許す』ことが出来るんだ。また救われるには『許す』しかないことにも考えさせられました。
みなさんにも思い当たる事ありませんか?
自分にはあります。いつも心の奥深くの眠っていて、楔のように打ち込まれています。
いつしか氷のように溶けて消える日を願っています。
話がまた逸れましたが^^;
この言葉を貰った弟はその場で泣き崩れます。弟にも溢れる感情複雑な想いがそこにはあったんだと思います。
このことが、弟の心に変化をもたらしたのは、間違いないと思います。
以前のお笑い芸人の相方に持ちかけられたが、断っていた刑務所への慰問。
この話を了解して刑務所を訪れます。
複雑な想いを胸にステージに上がる。
漫才を続けながら、遂には兄の姿を見付けます。
手を合わせ泣き崩れ声にならない声を上げながらひたすら手を合わせ頭を下げる兄。
それを目にして、アドリブで漫才を続けながら、
『どんなに馬鹿な兄でも、自分の兄ですから、間違いなく自分の兄ですから』
と。。。。
弟も許せたんだな、弟も救われたんだな。
と思いました。
『手紙』・・・本当に良い映画でした。
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